愛媛県宇和島市で開催の鬼が城ピークストレイルに参戦。
起床は朝3時、ここから戦いが始まる。
緊張で眠りが浅かった。
そう今日は人生で2回目のトレイルランニングの大会だ。
開催日:2023年4月9日(日)
場所:愛媛県宇和島市 鬼が城連山
スタート&ゴール:丸山公園競技場
距離:50.8KM /D+3510M トレイル率90% ※一部歩行区間あり
制限時間:13時間
募集定員:200人
参加費:11000円
参加賞:宇和島海の幸 オリジナルマイカップ
備考:前日受付・当日受付あり
ITRA:3ポイント獲得
招待選手が豪華!!
中谷亮太選手
相原千尋選手
薬師寺裕人選手
若岡拓也選手
Apart 11km
トレイル率90パーセントという自分には未知の大会で少しビビりながらのスタート。
丸山公園そのものの位置も高く市街地からはかなり高い場所に位置しています。
ここからさらに山へと登るわけですからキツいのも予想されるし景色も楽しみ☺️
だったのですが、、、、、
寒さの残るまだ夜が明けきらない競技場をスタートし少しのアップダウン後、泣き坂と呼ばれる4kmで900アップの23%勾配の急登。
後日レースを振り返ってみるとここが一番きついとこでした。。。
招待選手やTOPの選手は開始2キロほどで背中が見えなくなり異次元の速さ。
いや、これまじでやばい
初心者丸出しの僕がこれを経験するとこの後を考えたくないような急登😂
待て待てまだ最初のエイドも来てないぞ。
中臀筋、多裂筋に乳酸やばいぞ!代謝できてないぞ。
こんなとこガシガシ登れる?走れる人いるの?という状態。
ヒーヒー言いながらなんとか登り切った先には、、、、絶景!
最初に辿り着くのは今後何度もお世話になる鹿のコル
鹿のコルエイドにはこの後2度もお世話になります。
メインのエイドという位置付けのここはまるでオアシス🏝🏝
ここではスタッフの方も多く、鬼の被り物をした方までおられ気持ちよく声をかけてくれました😁
さすが鬼が城というだけあるな。。。
やはり応援や声掛けをしてもらえるとかなり元気が出ますし、トレランの醍醐味であるエイドでのおもてなしを感じれたことが何よりも参加して良かったな。と思える一時でした😁
- 水
- スポーツドリンク
- コーラ
- おにぎり(一口俵サイズ)
- ミニ大福
- バナナ
- みかん
ポッケに大福、口にバナナ、ここではまだ水の補給はせずに、エネルギーの補給のみ。滞在時間3分ぐらいで出発!!
『いってらっしゃーい!』の声で気持ちよく送り出してくれました。
ここのミニ大福にかなり助けられたのはこの後20キロ地点の話。
Bpart 11km
Bpratは写真を撮ったものの実はあまり記憶にないんです。。。笑
印象が薄かったわけではないんですが多分エネルギー不足だと思います。
登りもパワーが出なかったのでエイドでもらったミニ大福と持参のカロリーメイトバニラ味を食べながら補給。
ミニ大福の美味しさにかなり救われ、ここで少し記憶が蘇ったような感じがします。笑
山高神社も通ったのは覚えているのですが実際はこの前後のコースがどうだったのか覚えてません。😭
なんとかここを抜けてもう一度オアシスの鹿のコルへ🏝
ここではしっかりフラスクに水分の補給とポッケに塩タブレット、口にバナナ、おにぎり、コーラ1杯の補給。
なんとかCpratまで来れた。。。
Cpart 12.8km
エイドでの補給が活きて来たのかここで山の登りもかなり登りやすくなり安定したスピードが出て来たように感じれました。
まさか自分のレベルが上がってる?
登りはほとんど走れないもののパワーウォークで臀筋や足への疲労がそこまでしんどく感じなくなったのがこの30km付近。
この調子を崩したくないのでここで即効性のある顆粒タイプのアミノサウルスを補給。
雪輪の滝までもう少し!!
楽しみにしていた滝までもう少し、携帯とGOPROを準備して。。。。。。
あれ??雪輪の滝どこ??
まさかの見逃し。。。
下りで足を捻らないように集中していたのでもしかしたら見逃したのかもしれません😭
滑床渓谷は下のような綺麗な景色が3kmほど続いていたので癒されながらまったり下りを楽しめたのですが、トレラン素人の僕からしたらこれ下りすぎじゃない??と思いながらもマーキングを確認し恐る恐る下って行くのでした。
下山途中にスタッフの方がベルを鳴らして🔔勢いづけてくれたので『下りすぎてるんで心配でした💦』と話しかけると、笑ながら、『エイドの後は登るんで大丈夫ですよ〜』と。。。。恐怖。
この紅葉?がびっくりするほど綺麗で季節が一瞬わからなくなるほどの感覚を味わいました。
滑床渓谷や絶景を味わいながら走って来た先にエイドが待っているのは最高でした。
エイドの写真は撮り忘れですが、ここでも食べ物が充実していてじゃこてんの塩加減が疲れた体に沁みました🥹
ここでもフラスクに水分の補給と、口にはバナナ、片手にはじゃこてん、ポッケにはホットサンドを入れて準備OK。
このエイドは10分ほど滞在してDpartへ!
Dpart 9km
エイドを出てからすぐに山に入りスタッフの方が言っていた通り登りっぱなし。
休むことなく歩き続けこの山で3人ほど抜くことができたので、やはりエイドでしっかり補給して良かったと思えました。
これが頂上の御祝山。
スタッフの方に『おめでと〜♪』と言ってもらったのでそこで初めてあっ!そういうことか💡と理解できました😅笑
ここを超えればもう後は楽勝だよー!
もう終わりが見えた!
気持ちに余裕が出て来たのですがそんなわけがなくまだちょこちょこボディブローのような勾配が続いていました。
そんな中でも唯一の歩行区間の三本杭へ続く丘は疲れていて、走ってもいいよ!と言われても絶対走れるわけもなく1歩1歩登るしかありませんでした。
ですが、着いてみるとやはりここでの景色も絶景!!
流石に疲れた体は癒されませんでしたが少し気分は晴れました✨
最後に目指したのが↓鬼が城山!
🔔カウベルを鳴らしながらスッタフが『ここが鬼が城ピークですよ!』と声をかけてくれたのですが、場所的には他が印象的すぎてこの大会の由来ともなっているメインの場所が霞んで見えました。
Epart 7km
よっしゃー!
最後のエイド!
ここまで来ればもう下るだけですよ!!
エイドスタッフのいろんなところから声が聞こえる!
ここで3回目の鹿のコルエイド!!!癒しのオアシス🏝
まだ足が残っていたのでいける。あわよくば何人か抜けるかも😏
Aprat終わりにちらっと見えたので覚えているのですが、車止めの柵でしまっていた3度目の鹿のコルエイド横の林道へのゲートが開いていて、全てのパートをクリアすれば解放されるゲート。ゲームのような感覚で、ウキウキして最後であろう林道を進みました。
2キロほど下るとバリケードがあり矢印は上へ↑、、、、
えっ、登るの????
間違いなく僕を含め選手全員がそう思ったはずです!笑
下るだけじゃないのかよぉ〜。。。。
ほんとに少しのアップだけだったのですが、ここにきて冗談はやめてよ〜。って感じでした。笑
そこからは本当に下り。笑
林道でありガレ場でありスピードを出そうとすると石が足の裏に刺さる!!
ここは諦めてスピードを落とし転ばないよう、慎重に下る決意をします。
ここからは1本道だと思い携帯の機内モードをOFFにして電波が入る状態に。
大会前に決めていたことがあり、心が折れたら電話します。と妻に伝えてありました。
そこで妻へテレビ電話をして最後のチカラをもらおうとしました。
ゆっくり下りながら、走りながらテレビ電話をかけると妻と子供が出てくれたのですが、、、
パパ頑張ってるよ〜♪
そんなこんなで最後の下りのトレイルを抜けると目指してきた競技場が目視できる位置に現れました。
もうすぐゴール。
下り切った先には競技場
最後は少しでも記録に残そうと競技場に入ってからはGOPROを回しながらゴール🏃
こちらに動画もありますのでご覧ください。
ゴール後のおもてなし
今大会に参加してみて
ひとことで言うと大満足な大会でした😁
完走もできたし、怪我なく終われたし、次のレースである那岐ピークスに向けていい経験になりました。
まだこれから写真も公式ホームページに上がりそうなのでブログも近々リライトして更新します。
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